お麩って離乳食に使えるの?専門店ママが教える優しい第一歩
こんにちは。
今回は、「お麩って離乳食に使えるの?」という疑問に、専門店として、
そして二児の母として、じっくりお答えしていきます。
◆お麩=大人の食材?いえ、赤ちゃんにもぴったりなんです
「お麩」と聞くと、お味噌汁やすき焼きに入れるもの、大人の料理に使うイメージが強いかもしれませんね。実は私も、育児を始めるまではそう思っていました。
でも実際に離乳食を始めてみると、「お麩ってものすごく便利で、赤ちゃんにやさしい食材なんだ!」と気づかされたんです。
◆ お麩は赤ちゃんのための“理想の和食たんぱく源”
お麩は小麦たんぱく(グルテン)を主成分とする加工食品で、消化しやすく、クセのない味。赤ちゃんの舌にもすっとなじみます。
ポイントは以下のとおり:
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柔らかくなるまでが早い(すぐふやける)
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たんぱく質が摂れる(植物性でアレルギーの心配が比較的少ない)
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クセがなくアレンジしやすい(野菜、だしとの相性◎)
特に、離乳食初期〜中期において「食材の味に慣れること」が目的の時期に、お麩は非常に扱いやすいんです。
◆ 私が初めてお麩を使った離乳食
我が家では、息子が6ヶ月のときに「すりおろしにんじん」と「だし汁」でお麩をとろとろに煮たものを与えたのが最初でした。
食べてくれるか心配だったのですが、スプーンを口に持っていった瞬間、パクッと…。
あの時の「うん、おいしい!」って顔、今でも忘れられません(笑)
◆ 「市販のベビーフード」ではなかなか見かけないからこそ
お麩の離乳食が注目されにくい理由のひとつが、「ベビーフードではほとんど見かけないこと」です。
でも、だからこそ手作りの離乳食に加えてあげることで、赤ちゃんの味覚の幅を広げてあげられるチャンスになります。
しかも、乾物なのでストックしやすく、使いたい時にすぐ使える。
離乳食づくりに不安がある方にも、実はとっても心強い存在なんです。
◆ まとめ:お麩は離乳食の“和の隠し玉”
お麩は、実は赤ちゃんにやさしい栄養と安心感の詰まった、昔ながらの知恵がつまった食材です。
次回は、
▶「お麩に含まれる栄養素とそのメリット」
について、専門店の視点から詳しくお伝えしていきます。
赤ちゃんの「はじめての食事」に、お麩というやさしい選択肢を。
これから一緒に、無理せずたのしく、離乳食づくりを続けていきましょうね。